
こんにちは。
今回は、鳳凰高校サイエンスクラブ深海魚水深委員がうみぽすに応募する前にやった活動についてまとめてみました。
私たちサイエンスクラブは2年前から一年を通じて、「深海魚」「未利用魚」をテーマに活動をしています。
(…と言っても,このブログを書いている私は一年生で活動をこれまでやってきたのはサイエンスクラブの先輩方ですが…^^;)
その活動の一環として、今年6月に大きく分けて2回活動をおこないましたので,今回はその活動を紹介します。
1回目は6/7に南さつま市の市役所の方をお呼びして、市の漁業や未利用魚の問題について知る時間をつくりました。
2回目は6/12に南さつま市笠沙の野間池という漁港で鹿児島大学の先生を招いて、実際の魚を見ながら深海魚について学ぶ時間でした。
以前のブログにも書きましたが、南さつま市はタカエビ(ヒゲナガエビ)漁が有名です。
(初投稿ブログはこちら → https://umipos.com/koshien/blog_2023/report/teamprof_houou2023_20230726_134/)
鹿児島大学の先生のお話を聞きながら、タカエビも食べました!
めちゃくちゃ甘くて美味しい!!!
私は1年生で初めてサイエンスクラブの深海魚プロジェクトに参加しましたが、「深海魚」と聞くとこれまでどうしてもグロいイメージがありました。
深海魚なんて気持ち悪くて本当に食べられるのかなぁ
そんな思いでこの6/12を迎えたのですが、実際に見てみて意外と普通の魚のようで可愛いと思うと同時に美味しそうに感じました。
市役所の方のお話や鹿児島大学の先生のお話を聞いてみて、
・深海魚は日常的に食べられている美味しい魚である
・南さつま市では美味しい深海魚が未利用魚としてただ捨てられてしまっていた(捨てられているだけでなく邪魔者扱いされていた)
・今の未利用魚に価値がつくことによって,どのくらい地域の経済に貢献できるのか
といったことを学ぶことができました。
SDGsの12番目に「つくる責任 つかう責任」という項目があります。
持続的に水産資源を活用していくためにも、「未利用魚の問題」と私が最初にもっていたような「深海魚=グロい」という勝手なイメージだけで「つかう責任」を放棄してしまってもいいのだろうか?
そんなことを考える2日間でした。
このブログで深海魚について発信することはもちろん、私たちがうみぽす甲子園を通じて少しでも多くの人に知ってもらうことで、これらの課題が解決してくれるといいなと思いました。
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