近大福山のビオトープに生息する魚を紹介します!
ビオトープの魚図鑑の記念すべき第一弾で紹介される魚は『ミナミメダカ』です!
和名:ミナミメダカ(南目高)
学名:Oryzias latipes
分類:ダツ目・メダカ科・メダカ属
体長:4センチメートル
食生:雑食(植物プランクトン、動物プランクトン、小型水生昆虫など)
分布:西日本
ミナミメダカは西日本に分布するメダカで、実は準絶滅危惧種に指定されています!
日本には西日本に生息する『ミナミメダカ』と、東日本に生息する『キタノメダカ』の2種類がいます。
ビオトープに生息する魚の中で最も個体数が多く、夏になると銀色に輝くたくさんのメダカが見られます。
表層から中層を群で泳ぐ姿がよく見られます。
春から秋にかけて産卵し、水面をよく見るとそこかしこでメダカの赤ちゃんが泳いでいます。
今、ミナミメダカの個体数は河川改修による「河川の三面コンクリート化」や、『ブラックバス』などの「外来種による食害」によって、全国で数を減らしており、「ネオニコチノイド系農薬」の影響も心配されています。
また、最近では人為的に放流された品種改良品との交雑による、「遺伝子撹乱」が進んでおり、問題視されています。
皆さんも飼っているペットを野に放すことは絶対にやめましょう!
《以下ミナミメダカの写真》
コメント