
瀬戸内海の魚を紹介します!
瀬戸内海の魚図鑑、第三弾は『クロダイ』です!
和名:クロダイ(黒鯛)
学名:Acanthopagrus schlegelii
分類:スズキ目・タイ科・ヘダイ亜科・クロダイ属
体長:〜70センチメートル
食性:雑食(小魚、甲殻類、藻類、デトリタスなど)
分布:北海道以南の全国各地
皆さんは鯛と聞くと、ほとんどの人が赤色の『マダイ』をイメージすると思います。
しかし、瀬戸内海にはマダイと渡り合えるくらい美味しい鯛がいるんです。
それが今回紹介する『クロダイ』です。瀬戸内では『チヌ』と呼ぶ方が、おなじみかもしれません。
世間には『〇〇ダイ』と名が付く魚がたくさんいますが、そのほとんどがマダイとはほとんど関係のない魚ばかりです。
しかし、クロダイはれっきとしたマダイの仲間で、味もマダイに引けを取りません!
ただ、クロダイはマダイよりも悪食で、藻類や砂中のデトリタスなどを食べるため、多少身に臭みがあると言われています。内臓の処理がキーになるということですね。
我々が実際に食べてみたところ、そのような臭みは全く気にならず、マダイよりもワイルドでとても味わい深かったです!
また、クロダイは成長と共に性転換する魚として知られています。
若い間はオスで、4〜5歳でメスになります。
今まで瀬戸内海ではクロダイはあまり目にしませんでした。
しかし、ここ最近の気候変動などの影響で、瀬戸内海での分布割合がマダイ同様、増えてきています。
クロダイは困ったことに養殖した海苔やアサリ、広島の名産品である牡蠣などを食べてしまい、多くの漁業被害を起こしています。
また、藻類を積極的に食す傾向にあるため、全国で『磯焼け』の原因として危惧されています。
今後クロダイの美味しさが広まり、漁業価値が高まれば、多くの漁師がクロダイを獲り、磯焼けを食い止められると考えています。
クロダイのオス

クロダイのメス

部長が書いたクロダイのイラスト



コメント