瀬戸内海の魚図鑑④:『キジハタ(アコウ)』

瀬戸内海の魚図鑑④:『キジハタ(アコウ)』

瀬戸内海の魚を紹介します!

瀬戸内海の魚図鑑、第四弾は『キジハタ』です!

和名:キジハタ(雉羽太)
学名:Epinephelus akaara
分類:スズキ目・ハタ科・ハタ亜科・アカハタ属
体長:〜60センチメートル
食性:肉食(小魚、甲殻類など)
分布:青森県以南の全国各地

皆さんは『キジハタ』をご存知ですか?
どちらかというと、『アコウ』の方が聞き馴染みがあると思います。
そうです、アコウとはキジハタの別名、まごうことなき高級魚です!
刺身ではさっぱりとした食感が楽しめ、火を通すと弾力と更なる旨味が生まれます!

キジハタは夜行性の魚で、昼間は岩場に隠れ、夜間になると活発に餌を求めて泳ぎます。
また、ハタ科の魚特有のエメラルドグリーンのとても綺麗な瞳を持っています。
このキジ色の眼が、キジハタの名前の由来とされています。
キジハタは成長と共に性転換する魚です。
最初はメスで、小さな卵を少しずつ産みます。
10年ほど成長して、体長が40センチを超えると、オスになります。

キジハタを持つときは鋭い牙や鰭、鰓蓋に注意しましょう。

キジハタの写真①

キジハタの写真②

キジハタをバス持ち(下顎をもつ持ち方)するのはやめましょう。
鋭いヤスリのような牙で怪我をしてしまいます(経験者は語る)。

部長が描いたキジハタのイラスト

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