瀬戸内海の魚図鑑:⑤『ブリ』

瀬戸内海の魚図鑑:⑤『ブリ』

瀬戸内海の魚を紹介します!

瀬戸内海の魚図鑑、第5弾の主役は『ブリ』です!
和名:ブリ(鰤)
学名:Seriola quinqueradiata
分類:スズキ目・スズキ亜目・アジ科・ブリモドキ亜科・ブリ属
体長:〜150センチメートル
食性:肉食性(小魚、多足類など)
分布:日本各地

ブリといえば、大きさによって名前が変わる出世魚である事が有名です。
日本各地でその呼び方はかなり変わります。それぞれ見てみましょう。
《関東》
モジャコ(稚魚)→ワカシ(35センチ以下)→イナダ (35-60センチ) →ワラサ (60-80センチ) →ブリ(80センチ以上)
《北陸》
コゾクラ、コズクラ、ツバイソ(35センチ以下)→フクラギ (35-60センチ) →ガンド、ガンドブリ (60-80センチ) →ブリ(80センチ以上)
《関西》
モジャコ(稚魚)→ワカナ(兵庫県瀬戸内海側)→ツバス、ヤズ(40センチ以下)→ハマチ (40-60センチ) →メジロ (60-80センチ) →ブリ(80センチ以上)
《南四国》
モジャコ(稚魚)→ワカナゴ(35センチ以下)→ハマチ (30-40センチ) →メジロ (40-60センチ) →オオイオ (60-70センチ) →スズイナ (70-80センチ) → ブリ(80センチ以上)
《広島》
ヤズ(30-40センチ)→ハマチ(40-80センチ)→ブリ(80センチ以上)

全国共通で、80センチ以上の個体をブリと呼ぶようです。または80センチ以下でも8キロ以上(関西では6キロ以上)のものをブリと呼ぶ場合もあります。
ブリは冬が旬で、『寒ブリ(カンブリ)』といい、とても油が乗って美味しいです。
ブリは赤身で刺身、塩焼きなんでも有りな優秀な食材です。
サイズが大きいので、持ち帰る際は大きな発泡スチロール、またはクーラーボックスを持ってきましょう。

ブリを手にする部長

この個体は78センチで、ぎりぎりハマチでした。惜しい〜。

部長が調理したブリの刺身と寿司

部長が描いたブリのイラスト

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