瀬戸内海の磯生物紹介シリーズ 「イシダタミ」

瀬戸内海の磯生物紹介シリーズ 「イシダタミ」

瀬戸内海の磯生物紹介シリーズ 「イシダタミ」

今週の磯生物は「イシダタミ」です。

【イシダタミ】
腹足綱 ニシキウズガイ科
螺塔(らとう)は低く、先が少し尖っていて、全体的に丸みがある。殻は厚く割れにくい。色は濃淡があり、石畳のような模様。潮が引いたときに現れる石の裏などによく見られ、広い範囲に生息している。

螺塔:巻貝に使われる言葉。巻貝の一番下の層以外の巻きの部分

食べられるが殻が固いため割れづらく、また身離れも悪いためしっかりと加熱したほうが良い。可食部が少ないため出汁によく使われる。

調べると、スガイの方が美味しい…ということがあったためスガイについての紹介もしようと思います!

スガイ

殻には藻が生えていてイシダタミより更に丸い。
イシダタミと同じく石の陰にいることが多い。海水中を好まない。国内では北海道南部から南の地域にかけて生息している。海外では中国、台湾などにも分布している。

煮貝、塩茹で、味噌汁などにして食べられることがある。

酢貝

スガイは「酢貝」とも書くそうで、その理由がとても興味深かったのでご紹介します。

スガイの蓋は、酢につけると溶けながら自然に回り始めるという特徴を持っている。江戸時代には、子供たちがスガイの蓋を酢に浸けてコマのように回す遊びが流行したという記録があり、そこから「スガイ(酢貝)」という名前がついたとされている。

しかし、スガイという名前は本来、貝の蓋を指しており、貝自体には「カラクモガイ(唐雲貝)」などの正式名称があるとも言われている。

まとめ

 今週は「イシダタミ」について紹介しました。いかがでしたか?
 来週もまた貝類の紹介をしたいと思います。よければまたご覧になってくださいね!

《参考にさせて頂いた資料》
順不同 敬称略

ネイチャーウォッチングガイドブック 温帯域・浅海で見られる種の生態写真+貝殻標本 日本の貝 629種
解説&生態写真 髙重 博  標本写真 武井 哲史
(ブログ投稿の都合上半角にさせて頂きました)

貝化石用語集(黒松内町ブナセンター)

スガイ – Wikipedia

スガイ | 貝の図鑑

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