ファイナリストワークショップ|新湊OCEANS|「魚箱」をリサイクルからリユースへ

ファイナリストワークショップ|新湊OCEANS|「魚箱」をリサイクルからリユースへ

8月18日(火)、うみぽす甲子園2026のファイナリスト「新湊OCEANS」を訪ねて、富山県立新湊高等学校へ行ってきました。

今回のワークショップでは、チームが進めている取り組みについてじっくり話を聞きながら、これからの活動を一緒に考えるディスカッションと、活動を多くの人に伝えるためのポスターづくりを行いました。

「魚箱」を卒業する漁業へ

新湊OCEANSが取り組んでいるテーマは、

「発泡スチロールでできた『魚箱』を卒業する漁業へ」

というものです。

魚介類を新鮮な状態で運ぶために、漁業や水産流通の現場ではたくさんの発泡スチロール製の魚箱が使われています。

発泡スチロールはリサイクルも行われていますが、新湊OCEANSが考えているのは、そのもう一歩先。

「リサイクルするだけでなく、そもそも何度も使える“リユース”の魚箱にできないだろうか?」

魚箱そのものをリユースしやすい素材に変えること。そして、使い終わった魚箱を回収し、繰り返し使えるような仕組みをつくること。

「箱」という身近な存在から、水産業の未来を考えようとしています。

まずは、たっぷり話を聞くところから

この日のワークショップは約1時間30分。

最初の1時間は、新湊OCEANSの皆さんがこれまで何を調べ、どんなことを考え、どこまで活動を進めているのかを聞かせてもらいました。

こちらから答えを渡すのではなく、

「実際に魚箱はどのように使われているんだろう?」

「誰が使って、誰が回収する?」

「リユースするためには、どんな仕組みが必要?」

など、一緒に話しながらアイデアを整理していきます。

リユースできる魚箱を考えることは、単に新しい箱をつくれば終わり、という話ではありません。

漁師さん、市場、運送する人、魚屋さんなど、魚が海から食卓へ届くまでにはたくさんの人が関わっています。

だからこそ、**「実際に使い続けてもらえる仕組みまで考える」**ことが、この挑戦の面白さであり、難しさでもあります。

話をしているうちに、これから調べたいこと、会って話を聞きたい人、試してみたいことも少しずつ見えてきました。

最後は「伝える力」を磨くポスターづくり

後半の30分は、うみぽす甲子園の活動を伝えるためのポスターづくりのワークショップです。

どんなに良い活動でも、伝わらなければ仲間は増えていきません。

「何を一番伝えたいのか」

「見た人に、どんなことを感じてほしいのか」

「思わず立ち止まってしまうポスターとは?」

活動そのものを進めることと、それを人に伝えること。

その両方を考える時間になりました。

海へ向かう道も、この土地の魅力でした

今回、新湊へは富山駅から向かいました。

その道中も、とても印象に残っています。

海へ向かって車を走らせると、目の前にはどこまでも広がるような空と、美しい田園風景。

そして背後を振り返れば、立山連峰。

広い空、田んぼ、山、そしてその先にある海。

車で走っているだけでも、この土地の大きさや豊かさを感じられる、とても気持ちのいい風景でした。

そんな海と暮らしが身近にある新湊だからこそ、高校生たちが日常の中にある「魚箱」に目を向け、そこから海や漁業の未来を考えていることにも、この土地らしさを感じます。

新湊OCEANSの挑戦を、ぜひ応援してください!

新湊OCEANSの取り組みは、**「だれでも明日の地図」**のブログでも随時発信されています。

活動の様子を見たり、「いいね」を押したり、応援メッセージを送ったりすることもできます。

高校生たちが地域の海と向き合い、「魚箱」という身近なところから漁業の未来を変えようとしている挑戦。

ぜひ、新湊OCEANSのこれからを一緒に応援してください!

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