写真も動画も、もうスマホが万能だけど、あえて基本をいくつか。あなたの「出番の少ないあのカメラ」で撮るときなどに、きっと応用きくはずです。
第2回も、光に関しての事柄の2です。
晴れたなら、海辺はまぶしさ対策が必要だ
きれいに晴れているときこそ、いい写真撮りたいですよね! でもね、まぶしくて「何を撮っているのかよく見えない」こと、多くないですか? とても疲れますよね。上の写真にあるように、プロのビデオカメラには接眼ファインダーというかモニターがあって、それをずっと見てます。そうしないとやっぱりまぶしくて「プロの絵」が撮れないんです。
ではプロ機材を持たない我々はどうするか。まずは落ち着いて、いくつかの対処方法を組み合わせましょう。
(1)液晶の明るさを変える
これ忘れがちな基本中の基本。スマホでもカメラでも液晶の明るさって調整機能があるはず。いちばん明るくしてみてください。参考までに、iPhoneの場合、設定>画面表示と明るさ で、明るさの調整を最大にしておくと多少はいい感じです。あ、寝る前にスマホ見るには明るすぎます。
(2)日陰をつくって確認する
もうね、陽射しをさえぎるしかないんです。帽子脱いでカゲをつくったり、服を頭からカメラごとかぶって確認したり。あるいは雑誌のようなものでもOK。
実は「スマホ用のフード」とか「サンシェード」という商品もあります。主にドローンの操縦用の液晶のフードとして作られているので、撮影にちょうどいいものは見つからないかも。ドローン用としてもかなりの人々が自作したり、カスタマイズしてます。撮影用に使うには、コツもカスタマイズも必要です。それでもシャッター押しにくかったりもしますが、まぶしい屋外でスマホ撮影をよくする人は、試す価値あります。
右の写真でおわかりのように角度次第。過大な期待には応えられません。あと、自分にとってOKでも、ひとに見せようとしてもダメだったりもします。
(3)サングラスをはずす
暑さと見えなさでいらつくなか、ふと我に返って気づく。「あー。サングラスしたままで苦戦してたのか!」と。誰も悪くないけど、何だか損した気分になります。海辺撮影あるあるです。とくに偏光レンズを使っているサングラスは液晶との相性が最悪だったりします。撮影と確認のときは、サングラスははずしましょう。なくさないようにね。
(4)撮影用モニターを使う
プロは昔からできるだけ外部のしっかりしたモニターに画像・映像を出して確認します。
でも、プロじゃなくてもコンデジやハンディカムやGoProなどで「HDMIスルーで出力」できるなら、外部モニターが使えます。下の写真のように屋外でもOKとうたう「めちゃ明るい液晶」、かなり買いやすい値段のものも出ています。数年前の5分の1くらいの価格? こだわる人には、お勧めです!(念の為ですが、特別この商品をお薦めしているのではありません。こういうやつを、ということです。ちなみに私はポチってしまいましたが。)
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