このブログでは、うみぽすのポスターやポストカードを作る際に参考にしていただける、簡単なデザインのポイントをお伝えします。
文字を使ったテクニックについて Part1
うみぽすには画像にキャッチコピーと場所や地名を入れる、というルールがあります。
前回は文字のサイズについてのポイントをご説明しました。
基本的な文字についてのポイントはだいぶお伝えできたのではないかと思います。
今回はもう少し、文字を使ってデザインをグレードアップできるようなテクニックを簡単にご説明します。
文字に透明度をつけてみよう
上の画像は前回のブログでもサンプルでお見せした横浜の画像です。
1枚目の画像は、テキストの透明度はそのままで100%ですが、2枚目はテキストの透明度を70%にしています。
テキストに透明度を適用することで、背景の建物や海、空、雲などの質感が透けて見え、メッセージをより一層シンボル化することができます。
テキストに透明度を付ける際に注意が必要なポイントは、背景と文字の色をしっかりコントラストのある組み合わせにするということです。
文字が半透明になることで、文字そのものが読めなくなってしまっては意味がありませんよね。
書体の組み合わせでデザインにコントラストをつけよう
上の画像では、フォントの種類やサイズを利用して特定のキーワードを強調させている例です。
1枚目の画像は、テキストが全て同じフォント、同じサイズで書かれていますが、
2枚目の画像は、「HOWEVER」というワードだけフォントを変え、少し斜めに傾けていることで、今年は海に行きたいけれど行けなくて残念な感じを強調しています。
文字の色も、コントラストは抑えめにして背景色に近い淡い色を使うことで、切なさ、エモさをより表しています。
今回は文字の透明度や、書体の組み合わせ、色使いについてのポイントをご説明しました。
同じ文章でも、フォントによって色々な表現をすることができるんです。
以上のポイントを参考にして、みなさんも素敵な作品を作ってみてください。