うみぽす2020の受賞作は、審査員による厳正な投票を経たものです。
その入選か否かに関わらず、実はすごく魅力的な作品がたくさんあるのがうみぽすなんです。
荒削りでも笑ってしまったり、ああなるほど!と納得したり。
そんな名作(迷作?)を埋もれさせてはもったいない。というわけで、スタッフが改めて選んだ作品群をご紹介します!
「父母が浜 そしてぼく」 矢野 美夏さん
うみぽすスタッフの後藤です。
ワークショップの講師やコンテスト全般について関わりながら、写真や動画を撮ったりもします。そんな私が選んだのは、これ。
「父と母がここにデートに来て、そして僕が生まれた」という恋愛物語ね、と思った次の瞬間、ああっ、ここ「父母ヶ浜」という名前の浜なんだ! と発見。
ダブルミーニング(二重の意味)の妙に、思わず膝を打ちました。
調べましたよ、香川県三豊市の父母ヶ浜(ちちぶがはま)。
日本のウユニ塩湖ともいわれ、天空の鏡のような写真が撮れる場所として有名。
あ~あれもいいけどね。この作品が素晴らしいのは「元気な写真」を選んだこと。
いったん目をめぐらせると、彼が数センチ浮いているのにも気づくし!2度見3度見も楽しめる。
場所の名前も覚えたし、行ってみたいとも思える。お見事でした。
「私の仕事は国府海岸」 村武 まゆみさん
2020.k90さん
どうも、海洋連盟の理事内田です。
海洋連盟は「3,000万人を海へ」が目標なんですね。
だから見た人が「行ってみたい」と思える作品はとっても大事なんです。
その点、2020.k90さんの作品はどれを見ても海って理屈抜きに楽しいところだって思えますし、何より私が「あぁぁ〜海行きてぇぇぇっ〜!」と2020.k90さんの作品を見るたびにそう思います。
ヨロン!トゥ!やりたいw
ということで私の推しは個別の作品じゃなくて、作者の2020.k90さんです。
「なまはげも逃げだすゴジラ岩」 石川 昇さん
「こうべのうみはほうせきみたい」 日野原 卯乃さん
「海の中の星空 キラキラを守ろう 1人1人の努力で」 ai.yu.0624さん
「the Marvels of SEA」 山口 夕貴さん
◆うみぽすとは?


「うみぽす」は海と日本PROJECTの1つとして2015年にスタートした海と海辺のPRコンテスト。地元の海に人を集め、町おこしに貢献するために誰でも参加できる地方創生プロジェクトです。老若男女、プロ/アマを問わず、自分たちの地元の海、好きな海のポスターやポストカードをつくって、それをみんなに見てもらい、みんなで日本の海を盛り上げていこうという活動です。
うみぽすは、「海おこし」に役立つ、学校や職場などで取り組める、ユーモアのある表現が多い、ひとり何点でも応募できる、優秀作は作品集に掲載されるなどの魅力のほか、こどもの部グランプリの図書カード3万円も人気です!
◎公式サイト:https://umipos.com/